rascalのHS学習帳

ラスカルがHSについて学んだことを書くブログです

対コントロールの戦い方

こんにちは!rascalです :)

テンポデッキなどを使用してコントロールデッキを相手にしたとき

どういう風に戦えばいいのかが分からない人はけっこう多いのではないでしょうか。

そこで、対コントロールのrascal流のコツを書いてみたいと思います!

 

対コントロールにおいて重要なことは大きく分けて3つあると思っています。

1.相手の除去手段を把握する

これは相手のデッキに何の除去スペルが入っていて、それがあと何枚残ってるかを

試合中に数えておくということです。

実際のデッキを例に主な除去スペルを挙げてみます。

VS コントロールウォリアー

乱闘 止めの一撃 シールドスラム 各2枚 (報復が1枚入っている場合もある)

f:id:rascal1:20160908213656p:plainf:id:rascal1:20160908213714p:plainf:id:rascal1:20160908213728p:plainf:id:rascal1:20160908213723p:plain

VSンゾスパラ

火霊術師 聖別 平等 各2枚 (これらは平等と2枚で組み合わせて使われることが多い)

f:id:rascal1:20160908213735p:plainf:id:rascal1:20160908213700p:plainf:id:rascal1:20160908213712p:plain

VSレノロック

悪魔の憤怒 地獄の炎 影の炎 捻じれし冥界 シャドウボルト 魂抽出 各1枚

f:id:rascal1:20160908213732p:plainf:id:rascal1:20160908213726p:plainf:id:rascal1:20160908213716p:plainf:id:rascal1:20160908213704p:plain

f:id:rascal1:20160908213724p:plainf:id:rascal1:20160908213730p:plain

VSコントロールシャーマン

ライトニングストーム 精霊崩壊 呪術 各2枚

f:id:rascal1:20160908213707p:plainf:id:rascal1:20160908213718p:plainf:id:rascal1:20160908214651p:plain

特に相手のAOEを把握することが重要です。

これらのデッキと戦う際には最低限これらの残り枚数は覚えておきましょう。

 

2.相手に除去を切らせる

勝負を決めるまでに除去をされないということはありえません。

なので、ある程度は相手に除去を使わせる必要があります。

特にAoEは1枚のカードでこちらの何枚ものカードを消費させられてしまうので、

相手のAoEによる被害を減らすことが重要です。

そのため、

  • 手札にあるミニオンを温存する(場にミニオンを展開しすぎない)
  • 相手がAOEを使いたくなる盤面を作る

この2点を同時に満たすということを意識する必要があります。

言葉で表現するのはかなり難しいですが、相手のAOEでちょうど除去できるミニオンが3体くらい並ぶと使ってくれることが多いです。

相手の様子を見ながら少しずつミニオンを増やしていくのがいいでしょう。

実戦でこの感覚は磨いてください。意識しながらHSをやれば分かってくるはずです。

 

また、本命の生かしたいミニオンの前に、それなりに脅威のあるミニオンを出すことで

単体除去を本命のミニオンに打たせないということも重要です。

 

3.相手が対処しづらい行動をとる

ここまでの話で相手はAOEをはじめとした数枚の除去を使っているとします。

相手の残りの除去で対処しづらい行動をとることで、相手はミニオンの除去ができなかったり、苦しい除去をしてきて、こちらが試合を有利に進めることができます。

例えば、

VSレノロックで、相手の残りのAOEが影の炎地獄の炎の場合

相手のミニオンを処理して影の炎を打ちづらくするヘルス4以上のミニオンを並べると試合を有利に運ぶことができます。

 

VSコントロールウォリアーで、相手がシールドスラムをまだ使っていない場合

シールドスラムを使いづらくするために、相手のアーマーをはがすプレイがいいです。

 

このように相手の残りの除去カードを把握しておけば、自分がどうプレイすべきかが

見えてくるはずです。

 

さいごに

最後まで読んでいただいてありがとうございます!

レジェンドを目指している人などがあともう一歩上達する助けになれば幸いです。

SBLを振り返って その2

今回は各ブロック予選1位通過者によるEXゲーム(決勝)について書こうと思います。

その1ではデッキ構成についてがメインでしたが

せっかくなので、この記事では各試合の流れにも触れていきます。

その1はこちら  SBLを振り返って その1 - rascalのHS学習帳

 

VS すみねこ 3-1

自分 ミッドシャーマン、トークンドルイド、ミッドハンター、テンポウォリ

相手 ハイブリッドハンター、ミッドレンジシャーマン、ウォーリア、ズー

すみねこさんはZooが得意であることがわかっていました。

なので、予選の方針と同様にZooをBANです。

また、ミッドレンジ系のデッキを得意とすることも知っていましたので

ハンターには爆発の罠猟犬を放てを入れて、出てきそうなシャーマンにも勝てるよう

にしました。

対アグロ系を考えて、ランプ型トークンドルイドにするか迷いましたが、

あまりにもラダーで勝てなかったので怖くなってやめました←

自信のあるデッキを使うことが重要です。

シャーマンミラーになったときに不利にならないようにシャーマンは予選の時のような

アグロではなくミッドレンジを使用。

①ミッドレンジシャーマン VS ハイブリッドハンター 〇

 うまく有利マッチを当てることができました。手札にも恵まれ問題なし。

 サンダーブラフに関してはちょっとミスっちゃいました。許してください。

②ミッドレンジハンター VS ハイブリッドハンター ✖

 不利マッチ。序盤のボードはおそらく取れないので、4ターン目あたりまでは除去で

 しのいで、2枚入れていたツンドラサイから盛り返そうと考えていました。

 なんとか盤面を盛り返して荒野の呼び声までつなげましたが時すでに遅し。

 まぁライフ差が15近く付いた時点でムリだろうとは思ってたけどね。

③トークンドルイド VS ミッドレンジシャーマン 〇

 五分くらいのマッチ。ぶん回るとドルイドって強いね。

④ミッドレンジハンター VS ミッドレンジシャーマン 〇

 不利マッチです。しかし、対シャーマンを想定して入れていたカードが大活躍。

 盤面をとられ絶体絶命のところを爆発の罠が救ってくれました。

 ギリギリ押し切って勝利!

 配信でも言われていましたが、凍結の罠を貼らなかったのはアルガスが戻って死期が

 早まるからです。貼れなかった

まとめ

運が良かった感は否めないですが、明確な意図をもって構成を考えるとデッキが応えて

くれるようです。デッキ調整大事

 

VS ミーシャル 2-3

自分 ミッドシャーマン、ミッドハンター、コンボレノロック、トークンドルイド

相手 テンポメイジ、コントロールシャーマン、ンゾスウォリコン、ハンター

今大会唯一負けた試合です。くやしい。

ミーシャルさんは僕と同じくいろんなデッキを使う方のようで、得意デッキが何かは

分かりませんでした。

コントロール系のデッキを好んでいるということは分かったので、今回はコントロール

系全般をメタることにしました。

そのため、明らかにコントロールでないと思われるハンターをBAN

ヨグハンター?知りませんそんなデッキ。

主なデッキ調整としてはコントロールをメタるためシャーマンには血の渇き

ハンターにはシルヴァナスまで入れて重めの構成にしました。

①ミッドレンジシャーマン VS テンポメイジ 〇

 五分?のマッチアップ。相手が手札事故ってたので勝ちました。

②ミッドレンジハンター VS コントロールシャーマン ✖

 有利マッチ…のはずだった。

 シルヴァナス精霊崩壊でハイメインを取られたり、トップ呪術でハイメインが

 やられたりと相手の運にやられたところもありましたが、

 もっと積極的にライフを詰めるべきだった。トーテム潰してる場合じゃねえ。

 終末預言者を奪った場面では、サバンナハイメインを投げておけばリーサルが

 狙えたので出しておくべきだった。

 ミスプレイをして勝てるほどこのゲームは甘くないですね。

③ミッドレンジハンター VS テンポメイジ ✖

 若干不利なマッチアップ。

 ハンターはミラーイメージに弱いので、スペルを使ってミラーイメージの裏に隠れた

 弟子やウェイカーを処理できるかが勝負。

 しかし、弟子2人を延々処理できなかったためアド差で負け。

④ミッドレンジハンター VS ンゾスコントロールウォリアー 〇

 超有利。語ることはない。

⑤コンボレノロック VS ンゾスコントロールウォリアー ✖

 一般的にレノロックのほうが有利と言われているようですが、ンゾス型の場合

 レノロックの除去が足りなくなるため、そこまで有利ではないような気がします。

 レノロックがウォリコンに勝つためには、

  • できる限り早くジャラクサスを出す
  • ミニオンを出しまくってボードを圧倒し、コンボを早急に決める

 このどちらかを決める必要があります。

 と分かっているのであれば、コインから最速ソーリサンのほうが盤面が強くなるので

 いい手だったはず。(コンボパーツ2枚そろってたのでやってよかった)

 ヒロパをしすぎてあまり盤面を強くすることができなかったため勝ちきれなかった。

 この試合は自分の思考とプレイングがかみ合っていなかったのが敗因です。

 相手もしっかり盤面強化に終始していたのも素晴らしかった

まとめ

自分の見立て通り最後に有利マッチをぶつけられたし、戦略自体は間違っていなかった

と思いますし、自分の強みを出せたと思います。

なので、敗戦自体はそこまで悔しくないのが正直なところです。

実はコンボレノはクエストミラクルローグに変えようか迷っていましたが、

ローグに自信がなかったので使いませんでした。(レノの方が自信があった)

しかし、ローグであれば勝っていた可能性は上がっていたので、もっといろんなデッキ

を自信を持って使えるレベルに精進しようと思います。

 

今大会で使用した主なデッキリスト

 ミッドレンジハンター

f:id:rascal1:20160805213501p:plainf:id:rascal1:20160805213502p:plain

テンポウォーリア

f:id:rascal1:20160805213504p:plainf:id:rascal1:20160805213503p:plainf:id:rascal1:20160805213505p:plain

トークンドルイド

f:id:rascal1:20160805213512p:plain

レノロック

f:id:rascal1:20160805213506p:plainf:id:rascal1:20160805213507p:plain

テンポメイジ

f:id:rascal1:20160805213509p:plainf:id:rascal1:20160805213508p:plain

アグロシャーマン

f:id:rascal1:20160805213513p:plainf:id:rascal1:20160805213514p:plain

ミッドレンジシャーマン

f:id:rascal1:20160805213511p:plainf:id:rascal1:20160805213510p:plain

 

全体的に元のリストからデッキの中身を変えすぎないようにもしています。

変えすぎると、デッキパワーが落ちる上に読みが外れた時に弱いからです。

 

さいごに

試合をするごとに自分の成長を感じるいい大会だったと思います。運営に感謝を!

今回の記事がこれから大会に挑戦しようという人の参考になればうれしいです。

(まあ僕もほかの大会ではあんま成績残せてないんだけどね!)

あと告知を

8月のSBLは僕が土曜解説を務めますので、ぜひみなさん見てみてください!

SBLを振り返って その1

7月はKOOLさん主催のリーグ戦「Super Brawl League」に参加しまして、

優勝することができました!

今まで準優勝しかなかったので、この結果はとてもうれしいです。

この記事では、今大会で自分が考えたことを書いていこうと思います。

 

SBLとは

8人リーグを1か月にわたって4Hero1BANで争う。

グループ1位が最終日のエクストラゲームに進出する。

詳しいルールはこちら

【大会告知】 SBL 第一節 【詳細発表】 - HearthStone to KOOL

最終結果はこちら

http://challonge.com/sbl01

 

今回の方針

 自分は1つのデッキのみを使い込むタイプではなく複数のデッキを使えるタイプだと思っています。

今回は個人主催のリーグ戦とあって、使用デッキ全てを使い込んでいる人は少ないだろうと予想しました。

そこで、相手の得意デッキをBANして自分は得意デッキを持ち込み、デッキの使い込みの差で勝つという作戦にしました。

この作戦はT氏に教えてもらったものを自分なりにやってみた結果です。

 

VS ruxsa 3-2  ※BANは打消し線

自分 テンポウォーリア、クトゥーンドルイドレノロック、アグロシャーマン

相手 ウォーリア、ンゾスパラ、レノロック、ミッドレンジ?シャーマン

今大会で最も厳しい試合でした。

ウォリコンで2桁フィニッシュもしているということでウォリアーBANにしました。

ウォリコンのほかのデッキはコントロールばかりということはないだろうと予想して、

いろんなデッキと戦えるような無難なデッキ構成にしました。

が、見ての通り読みは失敗でした。

あっさりストレートで2敗して、ンゾスパラを3タテしないと勝てない状況に追い込まれました。

しかし、相手がンゾスパラを使い込んでいなかったであろうということ

僕が対コントロールのプレイングに自信があったことでギリギリ勝てました。

 

VS yukihiro 3-0

自分 トークンドルイド、アグロシャーマン、ミッドレンジハンター、テンポウォリ

相手 ウォーロックドルイド、ウォーリア、ンゾスパラ (忘れてしまいました)

相手はズーを得意としているようだったのでウォーロックBANにしました。

残りのデッキはズーを苦手としているデッキを集めて、ミッドレンジハンターは猟犬を放てを抜くなどの調整をしました。

テンポウォリは得意なので使用し、旋風剣を抜いてシルヴァナスを入れて少し重めの構成にしました。

構成的にも勝ちだったので問題なく勝つことができました。

 

VS penguin 3-0

自分 トークンドルイド、アグロシャーマン、ミッドレンジハンターテンポウォリ

相手 コントロールプリースト、ドラゴンロック、ランプドルイドパラディン

相手の情報がなかったので前回と同じ構成で行きました。

しかし、ハンターをBANされたことやプリースト・パラディンが入っていたため、コントロールに寄せた構成をしていると予想して、確実にコントロールであるパラディンをBANしました。

プリーストはたぶんなんとかなるのでBANしませんでした。)

テンポウォリが不安でしたが、前回の構成と同様にコントロールにも戦える構成だったので勝てました。

 

VS Panda 3-1

自分 レノロックアグロシャーマン、中国式テンポメイジ、テンポウォリ

相手 アグロズー、アグロシャーマン、ハイブリッドハンター、ウォーリア

この1戦を落とすと首位から落ちる可能性が高いうえに相手もかなりの実力者だったので、入念に準備をした上で臨みました。

相手の得意デッキはズー、テンポウォリ、ウォリコンなど。ウォーリアはどっちのデッキでくるか読めず厄介だったのでウォリアーBANにしました。

また、アグロ系のデッキを好む人だったため、徹底的にアグロをメタりました

テンポウォリには旋風剣2枚

アグロシャーマンにはライトニングストーム1枚

中国式テンポメイジにはフレイムストライク2枚。対アグロシャーマンを想定してスペルスリンガー水のエレメンタルに変えるなどの調整をしました。

相手のアグロズーに手札事故から抜けられたときは焦りましたが、構成的には勝っているので、よっぽど運が悪くない限りは負けていなかったと思います。

自分チューニングのテンポメイジは気に入ってラダーでもちょっと使ってました。

相手の使用ヒーロー予想も完璧にあたり、構築も一番満足できた試合でした。

 

VS かつりん 3-0

自分 アグロシャーマン、中国式テンポメイジ、テンポウォリ、トークンドルイド

相手 ウォロ、テンポ?ウォーリア、ミッドレンジハンター、アグロ?シャーマン

この相手も情報がなかったのでいつものズーBANで行きました。

構成的にも問題はありませんでした。

 

VS hikarun 3-1

自分 アグロシャーマン、中国式テンポメイジ、ミッドハンタートークンドルイド

相手 ウォーロック、ドラゴンテンポウォリ、ミラクルドルイド、ミッドハンター

安定のズーBAN

自分のヒーローは宣言を見てテンポウォリが厳しそうだったので、それ以外のデッキで得意なデッキで行きました。

ズーBANなので、遅めのデッキに戦えるように調整をしてあります。

構成的にも問題はありませんでした。

 

VS shasuka 3-2

自分 アグロシャーマン、中国式テンポメイジ、ミッドハンター、トークンドルイド

相手 シャーマン、ズー、ウォーリア、ドルイド

もう僕の1位は決まっていましたが、全勝したらカッコイイので入念に準備しました。

相手の7月のレジェンド到達ヒーローであり、勢いがありそうなシャーマンをBAN

こちらの使用デッキは比較的シャーマンがきつめなデッキをそろえました。

また、テンポウォリ座談会でうまい人枠を務めた経緯があり、追われる立場である以上テンポウォリをメタられることを警戒してテンポウォリは使わないことにしました。

また、その場合にはコントロール系のデッキが使われる可能性が高いので、

メイジ・ハンターにはAoEを入れないなどの調整をし、ウォリアーなど重いヒーローを想定してドルイドにはアジュアドレイクも入れて少し重めの構成にしました。

メイジとドルイドを使った試合はすべてヨグサロンを出す大激戦の末にギリギリ勝ちました。

すべての試合が接戦で、一番楽しかった1戦でした。

 

全体を通して

今回の大会ルールは宣言制だったため、相手のヒーローに合わせてデッキを変えられるように、使用してないデッキは弱点を補えるような構成にしたり

毎試合、ここにも書いていない微調整はしてました。

ちょいちょい相手のデッキ忘れちゃったのは許してください。

教えてもらったら直します。構成についても質問などあれば追記します。

 

その2 

SBLを振り返って その2 - rascalのHS学習帳

ブログ始めました

こんにちは!ラスカル(rascal)と申します。

HSはナクスラーマスが出る直前くらいから始めて、闘技場しかやってませんでした。

途中飽きて、復帰したのが日本語化したときです。

構築に関してはまだまだ新参者ですね!ゆるーくやっていきたいと思います。

 

このブログでは僕が今までHSについて学んだことを書いていこうと思います。

以前Twitterでアンケートを取って、初心者向けのHSの講座の需要がけっこうあることが分かりました。そういうのも書いていけたらなと思ってます。

(アンケートでは動画って話だったけど、こっちの方がわかりやすいかと思ったんです。

 動画を楽しみにしていた方にはすみません!)

 

また、一緒にHSを勉強する「ラスカル鑑定団」というアマチュアゲーミングチームに所属しており、僕が団長ということになってますが、

僕はこの名前は気に入っていません。ダサいし

隙あらば改名する予定です。乞うご期待。

 

今後ともよろしくお願いします!